自分の最期は、自分で決める。すべての帳尻をつけて、あのレンゲ畑へ。

C.Sさま ご契約プラン:循環葬 and ペット(生前契約/夫さま)、循環葬(ご本人の生前契約)

お墓について、具体的に「自分で決めよう」と思われたきっかけを教えてください。

M.Sさま :
もともと、自分の最期をどうするかは、どこかでずっと考えていました。亡くなった母のために、父が広島にお墓を建てるのを間近で見ていましたから。
ただ具体的に考え始めたのは、大阪へ移り住んでからです。 故郷を離れ、コロナで外出もままならない中、夫が倒れ、相談相手もいなくなってしまって…。
そのとき、ふと思ったんです。 「これは、私が自分で終わらせなければならない問題だな」と。
長男の嫁として両家の親を見送ってきたので、その大変さはよく分かっているんです。だからこそ、子どもたちに負担は残したくない、そう思ったんです。

なぜ、循環葬® RETURN TO NATUREを選択されたのですか?

M.Sさま :
テレビで知って、ためらうことなく電話をしました。 「森に還る」というあり方が、驚くほど自然に自分の中に入ってきたんです。
私はね、子どもの頃、親に怒られるとレンゲ畑に逃げ込んで、大の字になって空を見上げていたようなおてんばだったんですよ(笑)。広島の山や川が、私の一番の居場所。その景色が忘れられなくて、大人になってからレンゲ畑のそばに家を借りたほどなんです。
だから「亡くなったら土に還る」というあり方は、私にとって特別なことではなくて。これまでの自分の生き方と、自然につながっているように感じています。

夫さまを見送られて、どのような気持ちの変化がありましたか。

M.Sさま :
夫が倒れてから埋葬まで、すべての段取りは自分でしました。生前から準備をしていたので、納得のいく形で送り出せたと思っています。
驚いたのは、そのあとの自分の気持ちです。長年どこかに引っかかっていたモヤモヤが、すーっとなくなったんです。
夫婦ですから、そりゃあいろいろありましたよ。でも、この大自然の中で見送ったことで、「ああ、これでよかったんだな」と思えたんです。
うまく言えないんですけど、 「帳尻が合った」というか、「全部チャラになった」というか。 ほんとうに、清々しい気持ちでした。

その経験を経て、ご自身のことについても考えられるようになったのでしょうか。

M.Sさま :
ええ。夫を見送ってから、あらためて自分のことに目を向けるようになって、「自分の最期は自分で決めよう」と思うようになりました。
今日はその決断をかたちにするために、こうしてまた森を訪れたんです。 自分自身の生前契約を結んで、夫のおまいりもして。
義理の娘も一緒に来てくれて、ひとつ区切りをつけるような、大切な一日だったと思います。

循環葬®を選ばれて、今どのようなお気持ちで過ごされていますか?

M.Sさま :
もともと私は「ケセラセラ」、それを信条にしてきたところがありました。 それでも、還る場所が決まっているだけで、こんなにも安心感があるのものかと驚いています。
実はわたし、小学校1年生のときに先生に教えられた、「寝る前に窓の外に向かって、“今日もありがとうございました”と手を合わせなさい」という言葉を、今でも守り続けているんです。 この森に来ると、ふとそのことを思い出します。
…さあ、これからは、もっと自分の好きなことをやっていきたいですね。 まずは阪神タイガースの聖地めぐりかしら(笑)。