娘が見つけた、私と猫の還る場所。
M.Iさま ご契約プラン:循環葬(生前契約/andペット)
お墓探しを始めた〝きっかけ〟を教えてください。
- M.Iさま :
- 私が9歳で母を亡くしたとき、母はまだ46歳でした。ですから幼い頃から、「人生はいつ終わるか分からない」という実感が、ずっと心のどこかにあったように思います。
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- そうした思いがある中で、のちに保護猫を迎えたことが、大きなきっかけになりました。「ゆくゆくはこの子と一緒に眠りたい」と思うようになったんです。
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- けれどペットと一緒に埋葬される霊園を探しても、実際には人と動物で埋葬の場所が分かれていることが多くて。心から納得できるものに、なかなか出合えませんでした。

なぜ、循環葬® RETURN TO NATUREを選択されたのですか?
- M.Iさま :
- 娘が「循環葬っていうのがあるよ」と教えてくれたのがきっかけでした。
- 娘 :
- 母と一緒に海洋散骨や樹木葬の見学をしたり、色々と探し回っていたんです。けれど、どれもしっくりこなくて。そんなとき、RETURN TO NATUREのホームページを見つけて、「これは母に伝えなければ」と直感したんです。
- M.Iさま :
- 「これは、自分の目で見に行かなければ」と思い、すぐに第一拠点の森がある大阪・能勢妙見山の見学を申し込みました。住まいは関東ですが、1泊2日の行程を組んで、目的は森を訪れることだけでした。
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- ちょうど世間は万博で賑わっている時期でしたが、私の関心はただ森に向かっていました。「土に還る」というあり方に強く惹かれていたので、直感的に「これだ」と感じていたんです。 実際に足を運んでみて、その直感は間違っていなかったと感じました。

見学された時、どんな印象を持たれましたか?
- M.Iさま :
- 能勢妙見山を訪れた日は、雨でした。深い霧に包まれて、とても幻想的で。 まさに「土に還る」という気配に満ちていて、「これだ!」と感じました。その場で決めてしまいたいぐらいだったんですよ。
- 娘 :
- 私は見学してきた母からの話やYouTubeを見て、森の空気感を想像していました。何より、母自身が納得できている様子に安心していましたね。
- M.Iさま :
- 住まいが関東なので、その後、千葉の真野寺も見学しました。そこはとても穏やかで、草花や木々が美しかった。猫のお寺であることも決め手になって、ここで猫と一緒に眠りたいと感じました。 能勢妙見山の厳かな佇まいの森と、真野寺の柔和な森。その両方を体感したことで、納得して決めることができました。
- 娘 :
- 母がこころから納得している姿を見て、私もうれしかったです。関東ならアクセスも良いので、たとえば家族で海に来たついでに「ちょっとお母さんに会いに行こうか」と立ち寄れる。そんな距離感も、私たちらしいなと感じています。

「土に還る」という感覚に、確信を持たれた出来事はありましたか?
- M.Iさま :
- 振り返ると、「土に還る」という感覚は、ずっと自分の中にあったのだと思います。 40年以上前、いちばん上の子どもを亡くしたとき、父の考えに倣って、遺骨を土の上に埋葬しました。父は生前から、コンクリートで囲うのではなく、「そのまま土に還してほしい」と望んでいた人だったんです。
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- それから数十年が経ち、お墓を開けたとき、石屋さんが「ああ、お子さんのお骨はもう、きれいに土に還っていますね」と仰ったんです。
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- その瞬間、「ああ、これでいいんだ」と思えました。理屈ではなく、人は自然に還っていくものなんだと、心から腑に落ちたんです。そのときの実感が、いまの選択にも繋がっているのだと思います。

循環葬を契約されて、どのようなお気持ちになりましたか?
- M.Iさま :
- とてもホッとしました。 私自身の「終着点」が定まっていなかったので、やっと見つかったという安堵感があります。
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- 実は契約して間もなく、緊急入院することになったんです。それを、ただの不幸な出来事としてではなく、これまでの人生を振り返り、新たに踏み出す「生き直し」の時間としてポジティブに受け止められたのは、先に「還る場所」を決めていたからかもしれません。
- 娘 :
- 母が納得のいく場所を自分の意志で見つけ、行く末がちゃんと定まっていたことが、家族にとっても大きな安心に繋がったように感じています。
- M.Iさま :
- 「人生はいつ終わるか分からない」。だからこそ、還る場所が決まった今は、一日一日がより愛おしくなりました。これからは、残された時間をかみしめて、奥行きを味わうように生きていきたいですね。
