妻と愛犬の埋葬をきっかけに 家族が集う場所ができた。
H.Kさま ご契約プラン:循環葬 and ペット(生前契約/奥さま)、循環葬(ご本人の生前契約)
お墓のことを考え始めたきっかけを教えてください。
- H.Kさま :
- 妻とは、彼女が亡くなるずっと前から、「お墓に入るのは違うよね」と話していました。先祖代々のお墓はありますが、そこに彼女は入りたくなかった。そして、私も入れたくなかった。
- 娘さま :
- 母はスキューバダイビングが好きだったので、「海にでも撒いて、そこで毎年旅行でもすればいいじゃん」と言っていたんです。けれど海に散骨したらどこにいるのか分からなくなってしまう。家族としては、それが少し寂しいねと話していました。
- H.Kさま :
- 樹木葬も調べましたが、私には違和感があって踏み切れませんでした。 墓標が樹や花に変わっただけで、遺骨は骨壷に納めたまま埋葬されて、本質的には従来のお墓と大きくは変わらないように感じられたんです。

最期の迎え方について、ご家族で話し合われていたのですか。
- H.Kさま :
- 我が家にとって“死”は、特別に避ける話題ではありませんでした。「こうしたい」「こう言うのは嫌だ」というように、日常的に話していましたね。
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- 同じお金を使うなら、形式よりも亡くなる本人も、残される家族も、それぞれが納得できる形になるのが、いちばんだと考えていました。
- 娘さま :
- 母は「絶対にワンちゃんたちと一緒に埋めてね」と言っていました。なので、循環葬では大好きなワンちゃんと一緒に眠れたので、母も喜んでいるだろうなと。
- :
- 私には1歳の子どもがいますが、「自分にもしものことがあれば」と家族に伝えています。お葬式では、みんなが踊れるような明るい音楽を流してほしい、とか(笑)。そういう話も、自然にしていますね。

循環葬® RETURN TO NATUREを知ったとき、どう思われましたか?
- H.Kさま :
- もともと私が思い描いていた埋葬の形は、シンプルに「土に還る」ことでした。それを叶えてくれるものにようやく出会えたと、オンライン説明会にも参加して、確信しましたね。
- 娘さま :
- 私も自然が好きなので、違和感なく受け止められました。私たち家族にとって、これ以上ないほどしっくりくる答えが見つかったと感じています。
- H.Kさま :
- 私が循環葬を知った当時は、大阪の能勢妙見山の森だけだったので、東京に住む私たちには少し遠く感じられて、踏みとどまっていたんです。だから、ここ南房総の真野寺がオープンして、まずは行ってみようと。
実際に森に来られて、どのように感じられましたか?
- H.Kさま :
- 言葉が、ストレートに自分の中に入ってきたことをよく覚えています。 土に還る、森に還る。といった言葉が、頭で理解するよりもすっと腑に落ちたんです。 「やっぱり、こういうことだよな」と。空気も含めて、思い描いていた通りの場所でした。

埋葬のとき、どのようなお気持ちでしたか?
- H.Kさま :
- 「ちゃんと送り出せた」という晴れやかな気持ちでした。「ここに来れば会える」、そんな場所ができたことを、うれしく思っています。
- 娘さま :
- 埋葬の日は父と私、それから当時はお腹の大きかった姉と一緒に埋葬しました。母とワンちゃんたちの遺骨と土を混ぜながら、「一緒に眠れてよかったね」と母に話しかけたりして。
- H.Kさま :
- 家でずっと手元に置いていた犬3頭の遺骨も一緒に土に還したんです。妻はその子たちと一緒に埋葬されることを強く願っていましたから。本人が一番望んでいることと、我々がやってあげたいと思っていたことが、この森で合致したんですね。

その経験を経て、ご自身の最期についてはどのようにお考えですか。
- H.Kさま :
- 自分自身のことは、もう決めています。妻を埋葬したときに、「俺もここに入るから」と、家族に伝えてありますから。
- 娘さま :
- 父は根っからの愛妻家で、仕事を終えれば家族と食卓を囲み、休みになれば母と出かける。私はそんな姿を見て育ちました。父が母のことを想って、選んだ森。来月は、姉夫婦も一緒にこの森を訪れる予定です。また家族で来られるのが楽しみです。
- H.Kさま :
- この森を訪れることは、単なる「お墓まいり」ではなく、自分の気分転換のドライブがてらだったり、家族が集まる旅行の機会にもなっています。実は今日もこのあと、鴨川のほうへ移動して、温泉宿でゆっくり過ごす予定です。
